そろそろ始まる年末調整!国民年金の追納はアラサーの奥の手

こんばんは。

ゆうたろうです。

 

一昨日「インフルエンザ予防接種を受けると体調が悪くなる」とブログに書いたとたん、

見事に今年も風邪気味です…。

 

みなさんも気をつけてください。

 

今日は、ついに、ある書類を会社から手渡されてしまいました。

年末調整書類在中」と書かれた封筒…!

つい最近まで、「2Qの総括だー!」「下期の予算はカットだー!」とかいうやりとりをしていたのにもうそんな時期ですか。

 

控除を少しでも増やしたくなる

 

さて、この年末調整の書類を見ると、控除額を少しでも増やせないものかと、考えてしまいます(遅い)。

年末調整でできる控除はこちらです。

  • 配偶者控除
  • 配偶者特別控除
  • 扶養控除
  • 寡婦(寡夫)控除
  • 勤労学生控除
  • 障害者控除
  • 生命保険料控除
  • 社会保険料控除
  • 地震保険控除
  • 小規模企業共済等掛金控除
  • 住宅借入金等特別控除

生命保険を増額するなんて本末転倒…。

住宅ローンや地震保険も不要。持ち家は今のところ考えていません。(ましてや控除のために配偶者の用意なんて論外 笑)

というか、そもそも今年の年末調整に、今年1円も払っていないお金に対して、控除もクソもありません

 

しかし、実はあるのです。

今からでも今年の年末調整にギリギリ間に合って、

しかも、ゆうたろうのようなアラサーが使える最後の控除の一手が…

それが「国民年金の追納」です!!(引っ張るようなことでもない)

国民年金は社会保険ですので、「社会保険料控除」として年末調整で申請することができます。

 

国民年金の追納とは

 

まずは、基本的な内容から。

私たちの年金制度のベースにあるのが、国民年金厚生年金です。

厚生労働省 「いっしょに検証!公的年金」より

 

ちょっと整理するとこんなイメージです。

 

加入者 月当たりに支払う保険料 年金が貰える期間 月当たりに貰える年金額 ※1
国民年金 20歳以上60歳未満の日本に住む全員が加入  16,490円 65歳〜死ぬまで  55,244円

(2017年平均)

厚生年金 会社勤めや公務員の人が対象  月給の18.3%

(このうち半額は会社が出してくれる)

65歳〜死ぬまで 147,872円

(2017年平均)

※ いずれも2017年10月27日時点の内容

※1 厚生労働省 「厚生年金保険・国民年金事業の概況」より

 

これを「おっ、意外と貰えるじゃん」と思う方もいるかもしれません。

ただ、これはあくまで2017年時点の内容です。

国民年金の「月当たりに支払う保険料」は、今年は16,490円でしたが、

10年前(2007年)は14,100円20年前(1997年)は12,800円30年前(1987年)は7,400円でした。

 

逆に、国民年金・厚生年金ともに「月当たりに貰える額」は、毎年減っているのです。

この記事では、特に記載をしませんが、これは厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」を少し調べればわかります。

現役世代の負担は増え続け、受給額は減り続けている現実。そしてこれからもその流れは進むと見るのが普通でしょう。

これに立ち向かうため、国は企業型確定拠出年金(DC、401K)、個人型確定拠出年金(iDeCo)の啓蒙・推進をしているのです。

 

さて、話がそれましたが、先ほどの「国民年金の加入者」の対象を思い出してください。

20歳以上60歳未満の日本に住む全員が加入」とありましたね。

そして、さらに過去のことを思い出してください。

20歳のとき、あなたは国民年金を払っていましたか?

ゆうたろうのような預金口座に3,000円しか入っていなかったような貧乏学生には

10年前の国民年金保険料14,100円を毎月支払う余裕などありませんでした(※ゆうたろうは今年30歳です)。

当然支払っていません。

 

実は、4年制大学や大学院に進学した人の多くは、

学生納付特例」という制度を使って、支払いを免除してもらっている可能性が高いのです(忘れているかもしれませんが)。

ただ、残念ながら、誰かが年金を立て替えてくれているわけではなく、

この制度で免除されている金額分、将来貰うはずの国民年金は目減りしてしまいます。

 

詳しい説明は長くなるので省きますが、2017年時点の国民年金の支給の満額が月64,941円です。

しかし、実態は、先ほどの表に記載しました通り、月平均55,244円しか受給できていないのですから、

少なくない日本人が満額を受給できていない(していない)と考えてよいと思います。

 

例えば、浪人せずに4年制大学に入学し、留年せずに大学を卒業し、その年の4月に勤め始めた4月生まれの人の場合、

学生納付特例を使えば、20歳の4月〜翌々年3月までの丸々2年間分の国民年金保険料を免除できているはずです。

そして、その分、将来貰える国民年金は減ってしまっています。

 

この免除された国民年金は、免除された月の10年後までに、

「あのとき免除いただいていたやつ、やっぱり払います!」と追納することができるのです。

仮に全額追納すれば、国民年金は満額貰えることになります。

1ヶ月分追納すれば、その分ビミョ〜〜〜〜〜に貰える国民年金が増えます。

全額払うも、ちょっとだけ払うも、全く払わないのも、自由です。

 

注意したいのは、追納ができるのが、その免除された月の10年後までという点です。

例えば20歳の4月に免除された国民年金は、30歳の4月までにしか追納ができないのです!!

そういった意味で、学生納付特例分の追納は、アラサーが使えるギリギリの策でしょう。

また、免除された年から数えて3年後からは、支払わなければならない国民保険料が段階的に上がってしまいます

例えば、10年前の国民年金保険料は、毎月14,100円でしたが、

当時の免除額を追納するためには月当たり15,040円も支払う必要があります。

追納が遅くなれば遅くなるだけ国民保険料が上昇してしまうので、

社会人2〜3年目くらいで追納しきるのが、単純に追納額だけ見るとお得です。

詳しい追納額は、厚生労働省のページをご覧ください。

 

※実は60歳以降に過去に免除された国民年金を支払う「後納」というテクニックもあります。気になる方はググってください。

 

国民年金の追納額は全額控除

 

国民年金の追納額は全額控除、つまり、所得税・住民税の対象とならないということです。

確定拠出年金iDeCoと同じですね。

では、どれくらいの節税になるのでしょうか?

 

今年30歳になった4月生まれの人が、丸々2年分の国民年金保険料を追納する場合は、

15,040円(2007年分の月次追納額)×12ヶ月+15,060円(2008年分の追納額)×12ヶ月 =361,200円

がトータルの支払額になります。

そこそこのお金をGPIFの運用に託す、ということですね。

 

これがまるっと全額控除されるのですから、

仮に、所得税率10%、住民税率10%の場合だと、361,200円×20%=72,240円の節税となります。

 

しかし、ゆうたろうは全額追納せず

 

もちろん、

「確定拠出年金やってるからいらねーし!」

「自分で運用商品選びたい!」

「利回り何パーよ?iDeCoで投信買うわ」

という方も少なくないでしょう。

 

実は私も全額は追納していません

 

そもそも、「なんで投資やっているんだっけ?」と自問すると、「必ずしも自分の老後のためじゃないな」と思ったからです。

これから結婚や住宅購入(わからんけど)、子どもの養育費とか湯水のごとくお金が必要になるのに、

65歳からしか使えないお金の価値って、果たしてどうなのか。

それがネックで、実は企業型確定拠出年金も最少額の月5,000円での運用をしています。

 

老後の生活を甘く見ているわけではありませんが、

いつでも引き出せる100万円65歳からしか使えない100万円が同じ価値だとは思えないのです。

単純にインフレのリスクがありますし(詳しくは「マクロ経済スライド」でググってください)、

65歳から使える、というのも、あくまで「今のところは」ですしね。

今の日本の財政状況やお年寄りの元気さを見ると、数年後に年金支給が75歳からになっても、

なんら不思議ではありません(当然猛反対が起きますが)。

 

追納の方法

 

1.申込書の準備

お近くの年金事務所で「国民年金保険料 追納申込書」をもらいます。

年基礎番号の記入欄があるので、わからない人はねんきん定期便年金手帳を用意しておくと良いかもしれません。

なお、申込書は日本年金機構のWebサイトからもダウンロードできます。

 

2.申込書の提出

申込書に必要事項を記入したら、年金事務所へ提出します。

そうすると、合計の追納額が記載された「納付書」を渡されます。

 

3.納付書を持って銀行・コンビニへ

国民年金は銀行やコンビニで支払うことができます。

クレジットカードでチャージしたnanacoを使ってセブン・イレブンで支払うことで、

クレジットカードのポイントを間接的に貯めるというテクニックは結構有名です。

(ただし、nanacoポイントは貯まらないようです。)

追納額はなかなかの大金になり得ますので、ポイントもバカになりませんね。

 

※以下、10/28追記※———————–

4.年金事務所から送られる控除証明書を年末調整の書類に添付

国民年金の追納が完了しますと、年金事務所から控除証明書が送られてきます。

基本的にはその証明書を年末調整の書類に貼付し、申請すれば問題ありません。

生命保険の控除と同じですね!

ただし、注意したいのは、控除証明書が11月上旬に送付されるのは、その年の1〜9月末に納付した額の分だそうです。

11月以降の納付については2月上旬までに郵送されるとのこと…

それでは、10月以降に納付した国民年金がある場合は、納付時の領収書を貼付することで申請できるようです。

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今日はまあまあ長くなってしまいました。

そろそろ文章をまとめる力を身につけて、短くても為になって面白い記事もかけるようになりたいなぁ。

それでは、この辺で。

 

 

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