「リスク」を考える夜

こんばんは。

ゆうたろうです。

 

今日、会社の健康診断があり、インフルエンザ予防接種を受けてきました。

 

いきなりですが、私はこのインフルエンザの予防注射があまり好きではありません。

過去2年間、注射翌日に発熱があったり、だるくなったりして苦しい思いをしたからです。

予防接種を受けたのにも関わらず、インフルエンザにかかってしまったこともあります。

インフルエンザワクチンが免疫の向上にどれだけ有用性があるかは、賛否が分かれているようですが、

アステラス製薬の「なるほど病気ガイド」を読む限りは、

インフルエンザワクチンの有効率は、日本国内だけでなく毎年のように新しい調査が実施され、その結果が発表されています。(中略)また、インフルエンザワクチンは流行を予測してワクチンを作っているために、その予想が外れた年は効果が低いことも知られていますが、健康な成人ではおよそ60%程度の発症を防ぐ効果があると考えられています。

 

と、その効果が実証されているようです。

嫌な思い出ばかりのインフルエンザ予防接種ですが、

「インフルエンザ予防接種は、インフルエンザにかかるリスクの抑止として信頼できる効果がある」と判断し、

私は予防接種を受けることにしました。

 

さて、今夜は「リスク」について考えていこうと思っています。

 

日本人はリスクを取らないのか

 

いきなり話を変えますが、日本人の家計に締める現金・預金比率はどれくらいだと思いますか?

こちらです。

※日本銀行 「資金循環の日米欧比較」より抜粋

画像が小さくて申し訳ないのですが、質問の答えを抜粋すると、

日本の家計における現預金比率は、51.5%でおよそ43兆円です。

東芝メモリの買収額が2.4兆円ですから、その規模の大きさの凄まじさがわかります。

一方、アメリカの現預金比率は13.4%、ヨーロッパが33.2%でした。

 

一方、家計における株式等の比率は日本10.0%アメリカが35.8%ヨーロッパが18.2%と、

外国と比べると日本人がリスクをとらない傾向にあることがわかります。

 

先日(10月24日)には、日経平均株価が史上初の16連騰したニュースが流れましたが(25日には反落)、

「儲かっているのは大企業や資本家だけ」などアベノミクスを批判する声もありますね。

そのような批判をしている人は、なぜ日本の株価が上がっているとわかりながら投資をしないのでしょうか?

 

リスクをとった人が、リスクに見合った(もしくはそれ以上の)リターンを得ている。

それだけのことなのに、なんだか妬みのような意見をよく耳にします。

私個人の感想ですが、日本人はリスクをとることが苦手なのかなと考えてしまいます。

 

リスクを真剣に考える

 

また、別の事例を挙げます。

これは堀江貴文さんの指摘です。

僕が大事だと思っているのは、何よりも「予防」です。検診とか受けてない人、多いと思うんですよ。僕は刑務所にいた時に周りの人たちを見て実感したんですけど、病気を予防する意識が低い。例えば60歳で歯が完全に無い人がいたんですけど、これってほとんどが歯周病のせいですよね。でも歯周病って、定期的にきちんと歯医者さんに通っていたらならないんですよ。(中略)がん保険は入るのにがん検診は行かない人、いるでしょう? バカじゃないかと(笑)。

みんなの介護「賢人論。第1回 堀江貴文氏」より

 

もっともなご指摘です。

私たちは、「保険」というセーフティーネットを貼ることで満足し、リスクを回避するための本質を見誤ることがあります。

少し体調が悪いから会社を休むだとか、小さな虫歯もすぐ直すとか、そういう細かいメンテナンスをすることが、

なんとなく「かっこ悪い」「びびりすぎ」のような雰囲気さえあったりします。

 

健康面だけではありません。

キャリアチェンジ、すなわち転職のテーマでも、常に話題になるのがそのリスクです。

 

「給与が安いから転職したいけど、失敗した時が怖い。転職したところで給与が上がるかわからない。」という人がいます。

ですが、その給与が安い会社にずっと勤め続けることも、十分にリスクでしょう

何十年も給与に不満を持ちながら、将来に不安を感じるまま、時間を消費していくよりは、

履歴書を送って面接を受けることで1%でも給与が上がる可能性があるなら、

転職を視野に入れたり、

あるいは自分の市場価値を高めるために自己研鑽に時間をかけていったり、

会社に頼らずとも収入を得れるような知識や技術を身につける方が、

将来に対するリスクは低いのではないでしょうか。

 

もちろん、年齢やライフステージによって、大きなリスクをとるべきではないタイミングはありますが、

リスクは1か0かという話でもありません。

リスクをきちんと把握した上で、自分の状況に見合ったリスクを取ればよいのです。

 

逆に、「安定した仕事に就きたいから就職するなら公務員がいい。」などという声があったりしますが、

そもそも「公務員なら安定している」という発想自体も危険です。

例えば、共済年金は厚生年金に一本化され、以前よりも公務員の民間企業に対する優位性は縮小しており、

今後もその流れは続いていく可能性が高いでしょう。

結局、仕事をするのは自分自身なのですから、公務員であれ、民間であれ、「安定」を得るために本当に必要なのは、自身の意志のあるキャリア形成ではないでしょうか。

 

今日はなんだか説教臭くなってしまいましたが、

自分の身の丈に合わないリスクをとれ、という話ではありません。

過度にリスクを恐ず、逆にリスクをとって様々なことにチャレンジできる人を、素直に応援できるようなマインドを持ち、

リスクを取らないことが現状を維持するための言い訳にならないように、自省を込めて、書かせていただきました。

 

それでは、今日はこの辺で。

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